YAKITORiLLは、焼き鳥が大好きな私が今まで外食メニューだった焼き鳥を「自宅で手軽においしく食べられないか」と考えたことがきっかけで開発しました。
開発当初は磁石や歯車で自動で串が回る仕組みを考えていましたが、ふと”家族や友人と「タコパ」をする時って作っている最中の会話や作業が楽しいのではないか”と感じ、体験価値やコミュニケーションを重視して、あえてユーザーが自分で串を返す「串ロック構造」を独自開発しました。
構想から約3年の時を経てYAKITORiLLは完成しました。企業理念が「真剣にふざける会社」でなければ、コストや開発期間の長さからこの商品は誕生していなかったと思います。真剣なだけじゃないからこそ、これまでなかった商品や”串パ”という新たなカルチャーまで生み出せたのだと思います。
椿 拓巳